注射の連続でした

乳がんかも知れないからと、

大学病院を紹介され、

初診の日から手術の直前まで、注射の連続でした。

 

 

  • 初診の日に血液検査。
  • 次はMRIのために造影剤注射。
  • 針生検はその名のごとく、局所麻酔とさらに器具が刺さり…
  • 転移がないかどうか全身をみるのにもまず注射。
  • 手術の前日にはアイソトープ注射 ←痛かった!
  • 手術室に入ると、手の甲に点滴針。

 

 

 

針が全く痛くない人ってのはいないと思うけど、

私はもうビビりなので、「注射」って言われただけで、

「えー」って声出ちゃいます。

 

 

 

なんせもう、アイソトープ注射ってのがめっちゃきつかった。

これがあることで、リンパの転移があるかどうかを手術中に確認できるんですけどね。

そもそも、お胸に注射するって、そんな経験いままでなかったもん。

 

 

仰向けになっていたのですが、医師から「そこの柵つかまってて」とか、

「看護師さん脚押さえてて!」とか指示がとぶんでっせ。

あれは あかんやろ!

 

個人差あるらしいんですけどね。

医師「個人差はありますが、あなたの場合は見るからに痛そうなのがわかった」

と言われました。

 

 

 

 

明日にはもう、

切除されてしまうのに…

最後の最後まで痛い目に合う左胸。。

何ともかわいそう…

 

 

 

痛みのピークでもあり、心のダメージのピークでもありました。

 

 

 

アイソトープ注射が何とか終わったら、

(これであとは、手術直前に刺す点滴の針だけだし! その後は全身麻酔でなにもわかんないし! 痛みのピークはこれで終わったぞ

って、自分に言い聞かせてたんです。

 

 

 

 

 

しかーし。

 

 

 

 

手術室にはいり、

腕をゴムでしばったあと、

医師がやたら私の手の甲をパンパン叩くから

(何してるんだろう?)って思ったら、

手の甲(薬指の下)に針さしてきた…

「痛い!」って2回くらい言ってしまいました。

 

 

 

 

医師「点滴の針終わりましたよ! これでもう痛いの終わりですからねー

 

…若干子ども扱いされて、笑いました。

 

 

 

 

 

しかーし。(2度目)

 

 

 

 

麻酔医師が駆け込んできて登場。

後から駆け込んできた麻酔医師は、そのやりとりを知らず。

 

 

麻酔医師「今から麻酔を入れますが、入る瞬間ちょっと痛いんですよぉ」

 

 

私(なんだと)って、マジでむっとしてしまいました。

マスクしてたから、私の表情よくわからなかったと思いたい…

それでもちゃんと「はい」と返事したとは思うんですが…はっきり覚えてません。

麻酔が痛かったかどうかはもう、気を失ったからわかりませんでした。

 

 

 

 

術後は点滴針がついたままでしたが、

追加で刺される針はありませんでした。ふー。

 

 

 

 

 

乳がんなら等しくアイソトープ注射があるとは限りませんが、

私の場合はリンパ節転移を調べるために必要でした。

でもきびしかったです。時間にして1分しかなかったかもですが。

 

 

そしてアイソトープ注射を担当なさる先生が一番、

患者に痛がられるばかりで、感謝されづらいお立場にありそうで、

(先生がた大変やなぁ)と、後になって思います。

私は注射針が抜かれてからも痛いし、心身ダメージ大だったので、

後を看護師さんにまかせて出てく先生に対し、「ありがとうございました。」って自分が言えたかどうか、覚えていません。

 

 

 

 

 

 

これでもう全部終わったあーみたいな書き方になっちゃってますが、

そんなことはないんです。

手術でとった腫瘍が、検査されています。

その結果が出るのが2~3週間後。

もし、転移性が発見されたならば、まだまだ治療が続くことになります。

 

 

 

 

 

 

※これは私個人がその時どう思ったか、ブログ主個人の心境をつづるブログです。

長い愚痴、読んでくださって、ありがとうございます。

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