呆れる思い 3

前回のお話はこちら。

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ビアンさんが去り、私は別部署へ異動。

 

 

そのころは会社のメンバーのほとんどの顔と名前を把握していたし、

お昼も大勢でとるようになっていました。

 

 

コミュ力に定評のあるエドヨさんにはファン?がついていて、

お悩み相談をする人もあらわれました。

 

エドヨさんと同じ仕事をする若い派遣スタッフさんは、

ガチすぎる人生相談をされたそうで。

(なんで私が知ってるかって、エドヨさんが私にバラしちゃってたからですね。

…それで私は、エドヨさんは私を信頼しているのだと考えてました)

 

 

派遣コーディネーターさんも、営業さんにも、

エドヨさんに愚痴を聞いてもらう姿が見られました。

 

 

 

 

私は。

私も、エドヨさんに相談というか…

「私が、化粧品のH社の事務に派遣で入れることはあるのかな」

と、エドヨさんにぽろっと言ってしまいました。

 

 

するとエドヨさん。

「はあ!何言ってんの!? H社の本社の事務う?

ア ン タ な ん か が 入れるわけないでしょ。

H社の美容部員10年やってた私だって無理よ。

あそこはね! レベルが高いの! 

アンタなんかが入りたいからって入れるわけないでしょ」

 

 

かなり興奮され怒鳴られました。でも、私は、エドヨさんはそのくらいH社を誇り思っておられるのだ、と考えました。

 

 

 

 

 

 

 

その頃ちょうど、

他社派遣会社にて、H社の派遣求人が出ていたのです。

ExcelWordはそれほど求められない、ただしお客様相談室業務。

 

 

私「お客様相談室って、接客経験豊富な人歓迎されるんじゃないの? エドヨさんは受けないの?」

って、聞いてみました。

 

エドヨさん「無理! あのねえ、H社はレベルが高いの!」

と迷うことなく却下されました。

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…私は、

H社のお客様相談室業務の求人を出していた派遣会社C社に登録しに行きました。

まさかお客様相談室業務に採用されずとも、他にも何か仕事があるのではないか?と考えたからです。

 

 

私「他にも求人があるのではないですか? H社は派遣を雇うのはお客様相談室業務以外でもあり得ますよね」

 

 

派遣会社C社「…ないとはいいませんが。レベルが高いですよ。ア ナ タ な ん かを無理やりH社に押し込んだからって、アナタが辛くて泣くだけですよ。PCスキルだって。ExcelのVlookUPできますか?H社は最低限VlookUPくらいは出来ないと。派遣先は教えてはくれませんよ。

………あ、どうします?? 弊社に派遣登録すること自体お止めになりますか???」

 

 

 

 

 

エドヨさんは、百貨店コスメ業界経験者で。勤務経験ありで。

でも、エドヨさんが驚くくらい百貨店コスメ業界に詳しくても、私は働けないのかな……

知識の持ち腐れ。無駄な趣味?

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私が、アナタなんか…と言われることは、H社の件だけにとどまりませんでした。

 

 

会社のみなさん「エドヨさんとアナタは親友なんでしょ」と、認定されていましたが、

 

みなさんにとって、エドヨさんと私は同列ではありませんでした。

 

私は、エドヨさんより下、だったみたいです。

 

 

 

 

コスメの話。美容の話。

女性の多い職場だったので、会社のみなさんの前で話すことも多かったです。

でも、

同じ美容情報であっても、業界情報であっても、

エドヨさんが言えば、

会社のみなさん「そうなんですね! エドヨさん素敵。エドヨさんから指南受けたい!」

と色めきたち、

でも私が同じ情報を言っても

会社のみなさん「…ア ナ タ な ん かに聞いてない…」

と小声で言ってつまらなそうな顔をされ、一気に空気が悪くなるのでした。

 

 

 

 

私、何かそんなにアホなんですかね。

そんなに低レベルなんですかね。パア滲みでてましたか?

 

 

 

続きます。

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