前回のお話はこちら。
エドヨさんが亡くなられると、またまた会社のみなさんに話しかけられるようになりました。
「ね、最後はどんなだったのか知ってる? 私のおじいちゃんはー最後は管だらけになってーそれが疑問でー」(←自分で確認したら!担当営業だろ)
「私の祖母があ」「私の○○もおー」(←だから?)
そして口を揃えて
「nara-6joさん。かわいそぉ」
- アナタなんか。
- かわいそう。
これって、皆さんかなり上から目線で、マウントとられている発言だと思うんですが?…違いますかね。
そんなに私って、皆さんより立場が下、なんですか。
実は同時期に私の身内も亡くしましてね(省略)。
仕事でもハラスメントあったし(詳細省略)。
エドヨさんがお亡くなりになってからというもの、
イライラしました。とにかくイライラしました。
腹の奥から、カッて熱い火のようなものがたびたびこみ上げました。
そして極めつけ。
周りの反応がいい加減しんどくて、人気のないほうの階段を利用していた私。
もう目がうつろになってて。
そんなうつろな私を見つけた派遣コーディネーターさん。
派遣コーディネーターさん「…あたし、あたし! nara-6joさんはかわいそうだけど、今あたしも余裕なーいーーーー」
と悲痛に叫び、走って逃げていかれました。
私(何も頼んでませんけど!?)
腹の中から度々来る、カッとするような怒り。
さらにひどくなりました。
無茶振り理不尽な書類が勝手に机に置かれていたのを見て、投げ飛ばしました。
職場の理不尽な業務命令も、黙っていられなくなりました。
なんでもはっきり言い返すようになりました。
衝突しました。
もう契約更新しませんでした。
最後に派遣コーディネータ職の責任者と面談しました。
私「仲間ではなく。派遣は派遣。(あんな変な騒ぎになるくらいなら)仲良くするより線引きがあるほうがいいと思いました。」
すると、
責任者さん「はあ! なによ。仕事紹介してやったのに。アンタどういう態度なの!?」
「アンタ、ExcelのVlookUP関数は出来るようになったの?pivotは出来るようなったの?何も出来ないのに雇ってやったのよ。」←関数要らない入力のみって紹介でしたけど?
「アンタってさ、いつも忙しそうにしてたけどさ。違うんだよねー。はたから見てるとね。もっと、こうしたほうがいいのに。ていうのいっぱいあるよ。要領が悪いっていうの?」
「やっぱりさ、アンタみたいなさ。クリエイティブ出身とかいって事務経験足りない子は何か違うのねー」
「で、どうする?辞めるの?ウチみたいな親切なとこ辞めたら行く所ないと思うけどね。パソコン全然出来ないくせに。」←adobeならちょっとはね…へへ
あー、そうですか。そうですか。そうですか。そうですか。
私はこの会社の人達がおかしいと思ってたんですけど、おかしいのは私のほうだとおっしゃってるようですねー。
2度と会いません、ご心配なく。
責任者さん、ひとしきり私を批判しておきながら、なぜか最後はひとっ走り、私へのギフトを買ってこられて私に押しつけました。
未開封のまま駅のゴミ箱に捨てさせていただきました
※この派遣会社は今はもうなくなりましたので、派遣の皆様はご心配なく。
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私は既婚者。でも私も働かないと食っていけない。
次の仕事探しを開始するも、
問い合わせの電話を「ちょっとお待ちください」と保留にされるだけで、
腹の中からカッと熱い怒りが出る状態。
とにかく体の中の怒りが収まりませんでした。
そんな、怒りが強いまま、えいや!とばかりに集中して、
めっちゃやる気と本気だして、次の仕事に就くことができました。
決まったのは中堅化粧品会社で1年。
そこの契約満了を経て、あの、H社のお客様相談室へ。
もちろん派遣スタッフとして、ですが。
H社への派遣雇用が決まったとの電話連絡がきたとき、
1人で都会のカフェ(←混んでる)にいたのですが、
泣けてきました。
出てきた思いは(ざまあ!)ではなく、
(これで終わりじゃない。
これからも人は亡くなるし、
これからも、世の中はもっと、今よりももっと、辛いことは起こる。)
と気がついたから。
やだなあ。。。
もうこれ以上嫌な思い、したくないなぁ。
って、ずっと泣いてました。
おしまい。
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この一件について。
感情を一言表すなら、『呆れる』。
とにかく呆れ、
自分にも呆れ。
エドヨさんにもビアンさんにもどこか呆れてる自分。
会社というとこにも呆れて、
対人関係にも呆れ。
世の中にも…
そう思ってつけた、「呆れる思い」というタイトルでした。
もちろん、自分が乳がんにかかったことも、(ビアン、ざまあ!)なんて思ってませんよ。
※これは私個人がその時どう思ったか、ブログ主個人の心境をつづるブログです。
長い愚痴、読んでくださって、ありがとうございます。