「アンタは若いからね」
と言われるようになりだしたのは、
高校生の頃だったでしょうか。
いちいちいちいち、
若いから。て大人うるさい。
て思ってました。
ホントいちいち言うんだもん。
アルバイト先ではパートのおばちゃんに、
社会人になれば先輩陣に。
箸が転がっても面白い。とかなんとか諺がありますが、
私からすれば、
大人の人らは、
日常の何でもない所作、まさに私が箸を転がしたようなだけでも「若いからね」と言ってくる。
たかがそれだけの所作でわざわざ言う!?
ホント鬱陶しいんだけど。
って思ってました。
ある日、
ガラ空きのバスに家族で乗り込んだとき、
なぜか母は優先席に座りました。
父も私も、はあ! そこ優先席でしょ!
って非難しました。
すると母「あなたたちねー、私はもう優先席に座ってもおかしくない歳なのよ」と。
だからと言って、他にも席がたくさん空いてるでしょ!
と言い返しつつ、
(母の年齢くらいで優先席座れるんだな)と認識しました。
当時の母、50歳になったばかりだったかと。
さて、
私は現在51歳。
優先席? そんなもん座れるわけがないです。
自分よりも歳上の人、沢山乗車してきます。
バスの立ちっぱなし当たり前。
では、私が人に対して「若いからね」って言う立場がまわってきたかというと、
そんなこともありません。
派遣先に行けば、
自分より歳上の派遣スタッフさんに、
「あなた若いから」
と言われ、
病院に行けば、
他の患者さんからや看護師さんからも
「あなた若いからね」と言われ。
ついさっきも、
神経外科の医師と看護師に
「あ…自分で起き上がったり出来る。まだ若いからね」
と言われてきたばかりです。
私「(医学的にも)若くないですよね?」
って言い返すと、
看護師「だって、さっきは78歳の患者さんだったしさー」
私が、人に対して「あなた若いからね」と言える日はいつ来るんだろう。
…言いたいとも思わないけどね。
これは私個人がその時どう思ったか、ブログ主個人の心境をつづるブログです。
長い愚痴、読んでくださって、ありがとうございます。